人種差別のない世界へ向けた決意と表明
Pinterest では、今朝、全社会議を開きました。
いま世界各地で波紋を広げている黒人差別に関して、Pinterest で働く黒人スタッフに対してアメリカでの生活において感じる痛みや恐怖について直接話を聞きました。そこでは彼らが体験してきた人種差別や不正について、数多くの実話が語られました。
黒人男性ジョージ・フロイド氏の白人警官の暴行による殺害されたことをきっかけに、根深い黒人差別が今日も続いているということを私たちは改めて思い知らされました。人種差別は許しがたいいことであり、今こそ全世界の人々がこの事実を受け止め、直面すべき課題であると確信しています。
私たちはこの問題に向き合うだけではなく、結束して実際に行動を起こす決意を表明します。一次的なものではなく、外部の専門家の意見を参考にしながら継続的に問題解決に向き合っていきます。
下記のとおり、私たちの約束を表明いたします。
プラットフォームに関して
- 人種差別に関して親子の話し合いを通して正しい教育を促し、また人種差別撤廃を目指すコミュニティや組織のコンテンツを増やし、支援します。
- いま以上に、ダイバーシティに富んだコンテンツ作りを目指します。プラットフォーム上のコンテンツの多様性を高めるために、より多くのリソースを投資していきます。
- 「Black Lives Matter」の結果に対して広告表示をさせず、人々がこの運動に関してストレスなく情報を獲得できるよう環境を整えます。
社内での取り組み
- シニアリーダーの多様性をさらに高め、多様性向上に向けて引き続き前進していきます。
- より多くのリソース、マネージャーのトレーニングを通して人種問題について話す機会を提供していきます。
人々の努力を支援
- 人種差別撤廃に向けて活動する組織に2万5千の自社株を寄付します。(これらの組織とのパートナーシップの詳細については、近日中にお知らせします。)
- 抗議活動で被害を受けた地元企業の再建支援に25万ドルの投資を行います。
- 人種差別撤廃に向けて活動する組織に75万ドルの広告掲載費を寄付します。
黒人差別の問題は、いまだけの問題ではないと考えています。会社として、永続的に問題解決に向けた努力を続ける必要だと考えています。
私たちの思いを行動に起こすことで、肌の色は関係なく、黒人の従業員やピナー、クリエイターが重要であり、「Black Lives Matter」であることを明確にしていきます。