「 Pinterest がきてるぞ!大会議」イベントレポート No.3
企業のプロモーションに Pinterest を活用する方法
2 月 23 日、イベント「Pinterest がきてるぞ!大会議 クリエイティブのための Pinterest 活用術」を行ないました。主催は Loftwork さん、Pinterest Japan は企画・運営協力致しました。
登壇者が多く学びも多かったため、3 回に分けて御送りします。第 3 回の今回は、「企業のプロモーションに Pinterest を活用する方法」のパネルディスカッションです。
Pinterest をプロモーションツールとして使い始めたお二人に、これまでの活動と今後の展開をお話しいただきました。
丹下陽一郎 さん(株式会社エイチ・アイ・エス 本社営業戦略室 コーポレートコミュニケーショングループチームリーダー)
エイチ・アイ・エスは SNS も活用されていますが、他媒体では 1 〜 2 枚のキメ写真でお客様の興味を惹かなければならない。旅先の良さというものは一枚では伝わりきらない事がある。複数の写真を組み合わせることによってよさが浮かび上がるような旅先の場合、「多角的に街のイメージを伝えるのに、 Pinterest は重宝しています」とのことです。
また、エイチ・アイ・エスさんは面白い取り組みもされています。 国切りや都市切りだけでなく、昨年は「青」をテーマにした旅のボードを作り、各国の青い風景ビジュアルを集めたキャンペーンを行ったのです。そちらもご紹介いただきました。
「今のところ、 Pinterest での活動を旅行商品の購買に即繋げようとは考えていない。」という丹下さん。 新しい旅の魅力に気づいて欲しい、という想いから、Pinterest で旅の情感が伝わるようにしているそうです。
個人的にはよく使うけれど、最近 Loftwork.com の公式 Pinterest アカウントを作って運営中という岩崎さん。Loftwork に登録しているクリエイターの作品を Pinterest と繋ぐことにより、2 万 2000 人の Loftwork.com コミュニティを「世界に向けた大海に流すような気分になった。」と言われました。
Pinterest のユーザーは世界中にいるので、広がりがあります。 登録クリエーターの作品がより多くの人の目に触れることを大切にしたい岩崎さんにとっては、Pinterest こそ登録クリエイターと海外のクライアントを容易に繋ぐことができる、とお考えだそうです。
当日は会場内に設置されたプロジェクターから参加者の Twitter が映し出されるなど、ライブ感たっぷりの演出でした。Pinterest のオリジナルグッズもプレゼントいたしました。
クリエイティブな発想のための第一歩、自分軸をしっかり見極め、質の高いビジュアル資料を効率的に集めるには、 Pinterest が最適なツールと好評でした。 さらに、製作過程では仕事仲間とアイデアを共有し、完成作品は共感する人々の手で世界へ渡り、新たな価値のつながりをクリエーターにもたらしてくれる。 Pinterest の意義を討論する、大会議となりました。
Seiko Kano, Community Manager, currently pinning to “I’d wear that”